・完ミにしたいけど母乳を止めるにはどうすればいいの?
・薬を飲む以外に母乳を止める方法ってあるの?
完ミにしたい理由
完母の人や、混合でやっている人の中には、様々な理由で「完ミにしたい」と考えてる人もいます。
・母乳の量が少ない
・母乳をあげることに不快感がある(不快性乳反射)
・頻回授乳が大変
・胸が張って痛い
・薬を飲みたい
・保育園などに預けたい など…
母乳をあげるということは、
体力的にも精神的にも結構キツイことだったりするんですよね。
なにせ誰かに代わってもらえるものでは無いですから・・・
完ミに移行する方法は?
完ミに移行する方法は2つ。
1つは母乳を止める薬を飲む方法。主に「カバサール」という薬が代表的です。
プロラクチンというホルモンの分泌を抑えることで、母乳の量を抑えます。
ただし薬を飲む方法は頭痛・吐き気・嘔吐などの副作用がある為、あまりおすすめ出来ません。(病院が母乳推奨の場合、すんなりと処方してもらえないということも。)
そして2つ目は、母乳を自然に止める方法です。
ネット上には様々な方法が書かれていますが、この記事では私が産院の助産師に勧められた方法をご紹介します。
病院の助産師に聞いた!母乳を自然に止める方法
これまでたくさん悩んできたけど、
「やっぱり完ミにしたい!」と決意できたあなたにお教えします。
※母乳を完全に止めたい場合のみ有効です!
本当に母乳が止まってしまうので、まだ迷いがある方はよく考えてから実行してくださいね。
用意するもの(代用可)
・保冷剤(なければ、小さいビニール袋に氷を入れて。)
・ガーゼ(なければ、薄めのタオルや布巾など。)
・授乳ブラ(スポーツブラなどでもok)
母乳が自然に止まる方法
1. 冷えた保冷剤を、ガーゼで包む。
2. おっぱいとブラの間に挟む。(授乳ブラなら母乳パッドを当てるところに入れたり。)
胸が張って痛かったり、熱くなってる部分に当てるといいです。
3. この状態で常に過ごす。
4. 保冷剤がぬるくなったら、冷えた保冷剤に交換。
5. 1~4の繰り返しで、張りがおさまるまで過ごす。以上!
母乳の量が多い場合、おっぱいが保冷剤に押されて、母乳が溢れてくることがあります。心配な方は母乳パッドをつけましょう。
それぞれの体調や母乳の状態により、ご自身の判断で行ってください。不安な方は病院にご相談を!
母乳を自然に止めてみた 〜私の場合〜
私は産後、授乳の際に不快感を感じてしまう不快性乳反射(D-MER)に悩んでいました。
このままでは自分自身が体力的にも精神的にも壊れてしまうと思い、生後1週間で完ミに移行することを決めました。
当時の私は胸がパンパンに張って痛く、ちょっと圧迫しただけで母乳が溢れてくるくらいの母乳量でした。
私は「母乳を自然に止める方法」を産院から教えてもらい、やり始めてから4〜5日後には完全に母乳が止まりました。
もちろん、胸の張りも完全におさまりました。
「母乳が止まった」
それはとても大きな体の変化でしたが、何よりも心の変化の方が大きかったです。
完ミにしたら、抱えていたストレスが全部なくなりました。
もちろん完ミならではの悩みも無くはないけど、母乳のストレスに比べたら全然!(個人の感想です)
私は気持ちが晴れやかになって、娘のミルクの時間が楽しくなりました。
完ミにしようと決めた方は、ぜひこの記事でご紹介した「母乳を自然に止める方法」を参考にしてみてください!
・母乳は冷やせば自然に止められる。
・胸が張って痛い時はとにかく冷やすといい。
・断乳すると決めたら母乳は絞らないほうがいい。
・授乳がストレスになっている場合は、完ミにする事でストレスが減る。